過走行車にオイル添加剤を入れるのって案外おすすめかも

KURE(呉工業) オイルシステムデュアルフ2120 [HTRC3] メンテナンス

いきなりですが、今回はメンテナンスのお話。

車は走ってナンボだし、当然走行を重ねていけば少しずつエンジンは劣化していくものです。

ただその劣化を最小限にしていくために日々のメンテナンスは欠かせないということですね。

エンジンのメンテナンスで代表的な作業として「オイル交換」があります。交換時期をあまり気にしない方もいれば、自分のように「3000km超えた!オイル交換しなきゃ!!」と、きっちりしなきゃ気がすまない方もいるでしょう。

大切な愛車にできるだけ長く元気な状態で乗りたいのは皆さん同じ考えでしょう。そのためにの基本がエンジンオイルだと思っています。

そんな想いを持つ自分のもとへ新しく車が仲間入りしました。

トヨタのタンクです。

トヨタタンク

このタンク。身内から乗り換えのため譲りもので(と言ってもそれなりの価格で買いましたが…)前車のムーブが諸事情で廃車となり代わりを探している丁度よいタイミングでしたので購入しました。

もうすぐ2回目の車検(なのでそろそろ5年落ち)くらいで別記事で紹介しました「ピカピカレインプレミアム」を施工しているのでご覧のとおり、まだまだ見た目は新車に間違われるほどの状態をしています。

↓ピカピカレインに関してはこちらの記事↓

ですが、この子を乗り換え時に下取りに出さなかった理由がこちら。

トヨタタンク 走行距離

5年弱で10万km弱走ってます(汗)

なかなかの過走行車なのです…

ただ最近の日本車は10万kmなんて通過点にすぎないとは思っていますが、なんせ下取り価格となると結構お安い。そんな世の中なのです。

過走行車ではありますが、当然今までノントラブル。

今までのオーナーは車好きの元整備士ということもあり、状態は良好です。

ただ、少し気になっていたのが「エンジンの振動と音」でした。

エンジン掛けてすぐの暖機運転時にガランガラン鳴ります。エンジンが温まるまでそれなりの振動も感じます。最近購入した嫁車のライズが同等のエンジンですが、明らかに違います。

ってことで、今回はこれからも大切になるべく長く乗っていけるようにエンジンオイル添加剤を試していきたいと思います!

過走行車にオイル添加剤はおすすめ?┃オイル添加剤紹介

KURE(呉工業) オイルシステムデュアルフ2120 [HTRC3]

今回購入したオイル添加剤は、呉工業の「オイルシステムデュアルフ2120」です。

2液タイプってなんか魅力的ですよね?(自分だけかな…)効きそうな感じがプンプンします(笑)

どんなものかはこちらのPR動画をご覧ください。

外箱をサクッと見ていきましょう。

KURE(呉工業) オイルシステムデュアルフ2120 [HTRC3]

外箱はまぁギラギラしてます(笑)写真撮りづらいくらい…

KURE(呉工業) オイルシステムデュアルフ2120 [HTRC3]

2液のボトルにはそれぞれ1と2の番号が振ってあります。

1液目はプロテクションコートと言うらしく、複合有機モリブデンが摩擦抵抗が極めて少ない滑らかな潤滑皮膜を形成。

2液目はベアリングルブでハイブリッドボロンが金属表面の摩擦を激減させ「デュアル潤滑」完成!…らしい。

正直なんのことやらですが、エンジンを動かすには必ず摩擦はつきものでそれをスムーズに動かすためにエンジンオイルが必要なのは分かってますので、その摩擦をもっと減らしてくれると認識しました。

KURE(呉工業) オイルシステムデュアルフ2120 [HTRC3]

使い方に関してはパッケージ裏面にも記載していますが、エンジンオイル3~6Lに対して1液・2液それぞれを1本(3L未満の場合は半分ずつ)を注入するようです。

タンクのエンジンオイル量はちょうど3L。なのでギリOKってことで全部使います!

パッケージ側面には検証結果がどど~んと記載されてます。

この辺の数値は実際計測した結果なのはわかりますが、それぞれのエンジンのメンテ状態などの記載もない訳で個人的には今回使用してこの数値が出るとは思ってません。

しかも「パワーアップ」とありますが、もともとの新車時(カタログ値)を超えるパワーアップはするはずもありませんし。メーカはそのつもりはなくても勘違いする人もいそうですね。

疲れたエンジンが新車時のパワーに近づくということですのでご注意を。

過走行車にオイル添加剤はおすすめ?┃オイル添加剤を投入してみた

KURE(呉工業) オイルシステムデュアルフ2120 [HTRC3]

さて実際に入れてみます。

が、エンジンオイルって結構目一杯入っているものです。

画像なくて申し訳ありませんが、やはりオイルレベルゲージの1番上まで入っていました…。この状態で200ml×2本入れるのはどうかなと思い、多少オイルを抜くことにしました。(抜かなくても全然大丈夫!って見解もあるのですが)

こんな時にも意外と役に立ったのが「オイルチェンジャー」でした!

手動式オイルチェンジャー

こいつがあるとオイルレベルゲージの差込口から必要量だけ抜き取れます。っというかオイル交換時に添加剤入れたらこんなことしなくて良いですね(汗)

オイルフィルター交換しない場合のオイル交換時には結構便利ですので、自分でオイル交換する方にはおすすめですよ。

ってことで、ある程度オイルチェンジャーでオイルを抜いて添加剤を入れて、最後に足りない分を継ぎ足す作戦でいきます。

KURE(呉工業) オイルシステムデュアルフ2120 [HTRC3]

まずは1液目。オイルのような色をしています。

ボトルをしっかり振ってオイルキャップを外し、ドボドボと投入。

その後、5~10分間アイドリング。心配性なので10分少々待ちました。

KURE(呉工業) オイルシステムデュアルフ2120 [HTRC3]

その後、エンジンを停めて2液目をしっかり振ってドボドボ。こちらは乳白色。こんなのオイルに混ぜていいのかなって思うほど(汗)

それからまた5~10分間のアイドリング。これでデュアル潤滑の完成です!

サクッとやっちゃったものでその辺の写真を取り忘れてます(汗)すみません…

過走行車にオイル添加剤はおすすめ?┃変化のほどは?

投入した当日はその後あまり時間が無かったので後日、軽く試運転してみました。

実感できた点、できなかった点について簡単にまとめておきます。

始動直後の振動

これは結構変化ありました!

今回の主な目的がコレでしたので満足です。

添加前はコールドスタート時ではエンジンがガラガラ言っていましたが、結構静かになり気にならない程度まで落ち着きました。

エンジン音

振動が減った分、エンジン音も静かになってます。

回転が滑らかになったっていう感じでしょうか。車内にいても静かです。

コレが「デュアル潤滑」の力なのでしょうか。

いい感じです。

加速感

エンジン音が静かになったからかもしれませんが、ヌルヌル~と加速していく感じ(お伝えにくいのが残念です…)

添加前はエンジン音大きかったので「おりゃ~」っと頑張っている感(実際はそこまでスピード出てませんが)がありましたが低回転でもスル~とスピードがでるような印象です。

燃費

これは現在のところ同条件で計測しないと分からないので何とも言えないところです。

ですが、おそらくエンジンの振動や音が減っている実感があるということは、摩擦抵抗が減っている=燃費も向上するのではないかと思っています。

この件はしばらく検証してみてから報告することにします。

過走行車にオイル添加剤はおすすめ?┃まとめ

ほぼ初めてに近いくらいにオイル添加剤を使ったことはありませんでしたが、Amazonでの評価も上々だったことも納得できる結果が出たと思います。

今回投入しましたタンクは、今まで過走行車とはいえオイル交換しっかりとメンテナンスしてきた車ですが、それでもある程度の効果が実感できるのでおすすめできるのかなと。

こんな車におすすめかも

  • 過走行車でエンジンの振動が気になる車
  • オイル交換などあまり気にしていない車
  • とにかく愛車を大切にしたい方

「添加剤なんてプラシーボ効果でしょ」って正直思っていましたが、さすがメーカさんもどえらい謳い文句を並べてくるだけあって効果が実感できました。

今まで使ったことがない方は一度試してみては如何でしょうか?

呉工業さんからは過走行車専用の添加剤も出ています。

価格も手頃なのでお試しで添加もありかも。

↓エンジンオイルの交換を自分でやってみたい方はこちら↓

↓ボディーのコーティングはこちらがオススメ↓

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