【OBD2電源切れない問題】コムテック レーダー探知機の不具合を改善してみた

OBD2分岐コネクタ ZC33S カスタム

つい先日、数年前から使っていたレーダー探知機を新調しましてコムテックの最新型「ZERO 809LV」へ載せ替えました。

交換前もコムテック ZERO800Vという機種で、以前もでしたが便利なことにオプションのケーブルをOBD2へ接続すれば車の情報を細かく表示でき、しかも別途電源の接続もいらないという優れものです。

しかし、交換直後に問題が発覚。

レーダー探知機がエンジンを切っても一定期間電源が切れないのです。

今回はこの問題を解消したので、症状から改善策を紹介します。

【OBD2電源切れない問題】コムテック レーダー探知機の不具合を改善┃交換後の症状

コムテック ZERO809LV 電源切れない

画像で分かりますか?

エンジンを切っている状態なのに、レーダー探知機の電源が切れないのです。

以前のZERO800Vでは、このような症状は出ませんでした。しかも不思議なことに、このZERO800Vはスイフトスポーツからヴォクシーへ移設したのですが、同じような症状が出てしまってます。

電源が切れない時間は、スイフトスポーツで約30秒程度、ヴォクシーで約10秒程度。

「まぁ、時間掛かるけど切れるからいいか…」としばらく放置していましたが、やはり気になり色々調べていると最悪の場合、バッテリーが上がってしまうらしい…

こんな情報を見てしまっては、「まぁいいか」では済まされません!

早速対策に動いたって次第です。

この症状、世間でも結構頻発しているようで、メーカーサイトのQ&Aでも取り上げられてます。

メーカーとしては「OBD2を抜き差ししてみて~」ってことですが、改善するわけありません。

色々調べた結果、原因が分かりました。

OBD2に使われている電源は「常時電源(バッテリーメイン電源)」でエンジンを切っても電源としては活きてるのです。

詳しいことは分かりませんが、レーダー探知機をOBD2で接続すると電源としては繋がりっぱなしでエンジンを切ったときの電圧の変化などでOFFの動作に入るのではないかと。

前の機種では症状が出なかったのは、個体差というしか無いのですが…

要は、OBD2に入っているバッテリーメイン電源をエンジンと連動する電源に変更すれば良いってことです。

原因が分かれば対策するだけです。

早速、対策するための部品を購入しました!

【OBD2電源切れない問題】コムテック レーダー探知機の不具合を改善┃エンジンに連動するように配線改善

OBD2分岐コネクタ

「需要と供給」って、こういうことですね。

世の中、同じ症状で困っているのでしょう。画像のパーツを購入しました。

OBD2を分岐して使う予定はありませんが、あっても困りはしないので予備として置いておきます。

OBD2分岐コネクタ ACC電源接続

今回のポイントは、この黄色のギボシ端子が付いている配線です。

これがOBD2のメイン電源のラインです。コネクタの16番の位置です。

このギボシを外して、車両側からの配線を使わずACCやイグニッションラインの電源をレーダー探知機側に接続してあげるとエンジンOFFと同時に切れてくれる(はず)です。

スイフトスポーツ ZC33S OBD2分岐コネクタ

早速配線をしていきます。

まずはOBD2からレーダー探知機用のコネクタを外します。

スイフトスポーツ ZC33S OBD2分岐コネクタ

次に、レーダー探知機からのOBD2接続口を購入した分岐コネクタの黄色の配線が出ている方を接続します。

スイフトスポーツ ZC33S OBD2分岐コネクタ 電源接続

今回は、近くにブースト計に接続しているイグニッション電源を拝借します。

イグニッションなのでエンジンを掛けたら電源が入る動作になります。ちなみにACCでもOKです。

スイフトスポーツ ZC33S OBD2分岐コネクタ 電源養生

分岐の元側のコネクタを車両側のOBD2差し込み口に接続します。車両側の黄色い電線は常時電源がきていますので、ボディーなどへ接触しないようにしっかりと養生しておきましょう。

スイフトスポーツ ZC33S OBD2分岐コネクタ 配線

あとは他の配線と合わせて結束してけば完成です。

ちなみに購入した分岐コネクタは配線保護のためにコルゲートチューブで保護されてましたが、配線が曲がらなかったため外してしまってます。

それでも結構下に出てしまう…

スイフトスポーツ ZC33S OBD2分岐コネクタ

パネルを戻したら、やはりはみ出してます(汗)

下まで覗かなければ見えないので…OKとします。そのうち黒色のテープかスパイラルチューブでも巻いて目立たなくしておきます。

※後日、手直し

OBD2分岐コネクタ 手直し

車両側のOBD2コネクタを外し、分岐して余った方を金具に取り付けしました。

これで下から配線がはみ出すこともありません!!

【OBD2電源切れない問題】コムテック レーダー探知機の不具合を改善┃動作確認

スイフトスポーツ ZC33S OBD2分岐コネクタ 動作確認

それでは動作確認してみましょう。

まずエンジン始動でレーダー探知機が起動します。OK!

スイフトスポーツ ZC33S OBD2分岐コネクタ 動作確認

エンジン停止と同時にレーダー探知機も消えました!合格。

っというか、これが正常。。。普通になっただけですがこれで一安心。

バッテリー上がりなどの不安からは開放されました。

もう1台のヴォクシーも同じ症状なので対策しようと、分岐コネクタは2ヶ購入していますので近いうちに取り付けたいと思います。

分岐して予備として置いているコネクタにも車両情報を見るような機器は取り付けできるようですが、分岐して使うことは基本NGらしく、車両側からの情報をもらうだけの機器しか接続できないそうです。(双方向の通信はできないそう)

目的としてはしっかりと果たせたので、結果は満足です!

ということで、今回は「OBD2電源切れない問題」を改善してみたのお話でした!

同じ症状が出ている方は、ぜひお試し下さい。

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