スロコン PIVOT 3-drive · PROをスイスポ(ZC33S)に取り付け
では取り付けです。
接続のイメージは先ほどの画像の通りなので簡単です。時間掛かるのは「どこに付けようかな~」って時間だけかも(笑)
アクセルコネクタの取り外しはエンジン停止から15分以上経ってから行います。車種によってはエンジンのチェックランプ点灯してしまうようです。
アクセルコネクタへの割り込み
まず運転席ドアを開けてその場でひざまずきます。
するとアクセルペダルの根元上部にコネクタがあります。
エンスタ他、色々配線しすぎてグチャグチャなのは気にしてはいけません。この位置でしか見えないので問題なし。
コネクタの右側面にロック解除の爪があるので押しながら引っこ抜きます。
そこまで固くはないですが作業する体勢がウガってなってますので頑張りましょう。
アクセルコネクタが抜けました。
外したアクセルコネクタケーブルに車種別専用ハーネスを接続。
アクセル側のコネクタには専用ハーネスの反対側を接続。
専用ハーネスの残りをユニット部に接続。
これでアクセルコネクタの接続は完了です。
コントローラー部の設置
次にコントローラー部の設置場所の検討。
スイスポってそんなにいろいろ付ける場所もないし、ダッシュボードに付けるのも後付感出るので嫌なのでこの辺に。
こんな感じだと幅もぴったりだし良さそうです。
固定金具は90°に曲がってますが、さらにもうひと曲げ。
脱脂して付属の両面テープを貼ります。
コントローラー側に貼り付け。
コントローラーからのケーブルはコラムカバーの下側からパネルの内側へ引き込みました。
いい感じの長さまでケーブルを引っ張ります。
設置側もしっかり脱脂してペタッと。
少しの間しっかりと押さえておきましょう。
あとは引き込んだコントローラーケーブルをユニット部へ接続すれば配線としては完了。
ユニット部の収納・ケーブル結束
あとはユニット部の収納とケーブルの結束です。
運転席右側はエンスタや電源取り出しなどなどでギチギチなので左側へ。
フットレスト横のパネルは奥っかわに引っ張ると外れます。
外れました。
パネルは1箇所ピンがあるので取り付け時にハメ込み忘れないように。
とりあえずこの辺に転がしておきました。
挟まっている感じになってるので多分大丈夫かな。振動などが出たら固定考えます。
以上で完了!
作業はトータルで30分程度でしょうか。簡単です。
スロコンの効果│PIVOT 3-drive · PRO 初期設定と使用感
取り付けが完成したらいよいよ動作確認です。
その前にユニット部にも書いてあった初期設定が必要です。詳しくは取説に記載。
要はアクセルの0%と100%の位置を設定するイメージですね。
設定完了したので試運転。からの約1週間試乗。
設定できるのは以下のとおり。
- 出だしからターボが掛かるまでのモッサリ感が減り高回転までスムーズ
- ヒールアンドトゥやブリッピングがしやすくなった
- パワーもレスポンスモードも上げ過ぎると違和感あり
- ECOモードも考え方によっては使い道あるかも
モッサリ感が減り高回転までスムーズ
ターボ車なので停止状態からブーストが掛かるまでの低回転がモッサリしてましたが、少ないアクセル量でグンッと立ち上がってくれるので低回転から高回転までスムーズに回るようになりました。
もちろんアクセルを多めに踏み込めば良いだけなのですが、少ないアクセル量で立ち上がってくれるのは快適です。
ヒールアンドトゥやブリッピングがしやすくなった
少しのアクセル量で回転が上がるのでシフトダウン時などのブリッピングもしやすいです。
特に(下手くそな)ヒールアンドトゥも今まではかかとでアクセルを踏み込むとブレーキを多めに踏んでしまいカックンしてましたが、少しのアクセル量で回転が上がるので助かります。
パワーもレスポンスモードも上げ過ぎると違和感あり
パワーモードとレスポンスモードの設定を1番高くすると相当回転が上がってしまうので細かいアクセルワークが困難になり個人的には運転しにくいです。
個人的には「パワーモード:4」程度が気に入っています。
ECOモードも考え方によっては使い道あるかも
1人で乗っているときはパワーモードやレスポンスモードで好きなように乗ってますが、家族が一緒に乗って長距離ドライブなどでは急加速などを抑えるためにもECOモードもありかもしれません。
ただ、ECOモードのマックス(設定:5)なんかは驚くほどかったるいですが…
どのモードもシチュエーションによって細かく設定変更できるのはとても便利ですね。
ZC33S スイスポにPIVOT 3-drive · PRO取り付けの効果は?まとめ
パワーアップとかするパーツではないものの、少しのアクセル量で回転を上げられるメリットは結構ありますね。
特にブリッピングやヒールアンドトゥなんかがギクシャクする方なんかは取り付けてみても良いかもしれません。
ただ忘れてはいけないのは立ち上がり、回転が上がるってことは燃費は下がるってこと。
設定で色々試してお気に入りのアクセルフィーリングにできるパーツとしてはとても優秀で面白いものだなと思ってます。
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