ようやく純水器を導入し、純水洗車をできる環境ができたわけだけど、今まで通りの洗車をしてても恩恵を感じないじゃない?
世間では「純水洗車で拭き上げ不要!」「純水だと水垢が残らない!」な~んて言ってるけど本当か?
って思っている方もいるでしょう。
そこで本記事ではそんな疑問を検証していこうというお話。
購入した純水器について

半分、興味本位で購入した純水器。
洗車用品で有名なガラコートさんから出ている切り替えヘッド式の純水器になります。
純水器の詳細や準備についてはこっちの記事見てみて↓
「純水器って?」って方はこんな記事見ないと思うのでざっくり言うと、水道水から「不純物(ミネラルなど)」をほぼ完全に取り除いて、「純粋な水」を作る装置なんです。
この「不純物」がないことで、洗車後に水滴が乾いても白い跡(水垢やウォータースポット)が残りにくくなる、というメリットを受けることができる洗車好きには喉から手が出る?ほど欲しいアイテム。
しかも純水は洗車以外にも
- 内窓の拭き上げ
- ウォッシャー液
- 加湿器
- スチーマー
- バッテリーの補充液
なんかにも使える便利なアイテムなんです。
純水洗車 検証の内容
ってことで、購入した純水器を使って本当に水垢が残らないか検証していくわけだけど、ここは単純明快に・・・
「洗車して~放置!!」
これっしょ!うん!
しかもなんと検証するにはもってこいの時期とシチュエーション。
夏の晴天の昼間・炎天下・屋根なし・熱中症警戒アラート発令中!!
検証とはいえ、バカですよね~
もちろん、検証中に意識が飛んでもいけないので充分な睡眠、水分・塩分の補給、帽子・空調服の装備で挑んでるのでご安心を。(誰も心配してないか・・)
ちなみにこの検証の前に愛車のアウトランダーを普通に拭き上げバージョンで洗車してからの検証(笑) どんだけ洗車好きなんww いや、バカですよね~
アウトランダーで検証しようとも思ったけど、ねぇ、万が一にも「水垢だらけやん⋯(泣)」ってことになったら本当に倒れそうなので。
ってことで、今回の実験台になるのはいつものこの方。

トヨタ タンクくん。
あっそうそう、先に言っておくけど手持ちの車4台ほどあるけどボディー色は全部「白」。。すんません・・
部分的に黒い箇所もあるし、何なら白い車の方も多いので参考にはなるかなと、、

天気予報は晴れ時々曇り。
ふざけんじゃねーよってくらい晴れてバカ暑い・・
気になっても絶対にマネしないように。皆さんは涼しい部屋でこの記事見て判断くださいね。

この日は最高気温が34℃って言ってたけど直射日光下だと気温が上がる上がる~
まだまだ上がってたけど待てないので温度計撤収して洗車へ。
どうでもいい話だけど、雨の日に洗車してて近所の方から冷ややかな目で見られてたことあるけど、こんな日に洗車してても同様のリアクションとられるんですね~ いや~勉強になるわ。
まぁ、そんなの気にしてたら車汚れるから洗車、洗車!
純水器をバイパス側にして洗車

まずは純水器の切り替えヘッドをバイパス(水道水)にして洗車。

検証なのでいつものようにシャンプー洗車。
そうそう、最近使っているシャワーヘッド。
ちょい首長で手元で水量調節できて水の出方も10パターンから選べて、何より全体が金属製なので丈夫!おすすめです。

バカ暑いけど、水遊びと思えば・・いや、無理か。。
ちなみに今回使っているシャンプーは、THE CLASSさんの「PURESKIN」酸性シャンプー。
今回はさすがに暑すぎなのでバケツ洗車だけど、曇の日ならフォームガンで泡もこにして洗うのも楽しいww
世間?では濯ぎから純水使うみたいだけど、ケチケチ使いたいので今回は一旦シャンプー泡の濯ぎまで水道水でしっかり流してみました。
てな感じで、洗車は完了。
純水器をフィルター側にして最終濯ぎ

そしたら最終はフィルター側(純水)で流していく。
水量は絞り目でルーフから全体を水道水から純水へ切り替えるイメージで。

こういうバイザーの内側なんか水道水だと水垢残りがちなので~

本当に水垢つかないならホイールにもおすすめってことやん!
こんなとこは個人的にはブロワーで水滴飛ばして終わり!ってのが主流だし~

とにかく全体に純水掛けまくって~

純水洗車 完了!!
あとは~ 放置!!
ブロアーもしない、びちゃびちゃのまま放置。
今まで水道水だから「乾く前にぃ~急いでブロアーで飛ばしてぇ~拭き上げてぇ~(汗)」ってやってたけど、「よしっ、一旦休憩しよ~」ってな感じでめっちゃ気持ちにゆとりが持てる。焦らなくていい。これは良い!
純水が乾くのを待つ
あとは待つだけ。今度は逆に炎天下が手助けしてくれて乾くのも早い。
洗車道具を片付けながら水分補給、クールダウン。 超快適かも!

で、途中経過。
水道水の水垢であるあるなのが、窓にボツボツ残るやつ。
画像では分かりにくいけど水滴が何も残さず消えていってる。

やはり白い車じゃ伝えにくい。。。
フロントガラスの縁の黒い箇所も黒いから高温で真っ先に乾いていくけど、水垢残ってない。

この辺、分かりやすいかな。

バイザーのアップ。
凄くない? って純水だからね~って言われたらそれまでか。。

ピアノブラックのパーツもこの通り。
純水洗車、甘く見てたかも。。

ボディーも艶々のまま乾いてくれてる。

昼過ぎたので昼食とって戻ってきたら完全に乾いてた。
拭き上げなしでここまでキレイな状態なのは正直驚いたわ。

けど「純水洗車、完璧じゃん!」とはいかなかった。
リアのメッキ上部に水垢が。
この部分、いつも最後まで大粒の水が残る箇所で乾く途中で、水滴にゴミが付いたか純水になりきれなかった水が多量に残った水垢の可能性がある模様。
最悪の条件でここまでキレイを維持できてるのはすごいけど、「水垢皆無」とまではいかないのかもね。
純水洗車 結局どう?

ということで、猛暑の中での検証は終了。
純水洗車で拭き上げは不要?
結論から言うと「純水洗車でもそりゃ拭き上げた方が良い」ってのが答えかな。
この辺は個人の価値観というか洗車に対する想いにも寄る気がするね。
「これで十分じゃん!」って方もいれば「ブロアーで大きい水滴は飛ばしてOK」って方もいると思うし、「純水で拭き上げなやろ~」って方もいるでしょう。
ただ言えるのは、もう水道水には戻れない!って感じですね。
洗車後や状況によっては洗車中に乾いてくるわけで、水道水なら乾く=水垢確定だから慌てて拭き上げないと即アウト! だけど純水なら慌てなくて良い。何なら休憩すらできる。
しかも洗車が短時間で済むから熱中症対策にもなる!
ボディー洗い終わって、足廻り洗ってたらボディーが水垢だらけ・・って経験ないですか?
そんなトラブルが激減するのは間違いない。
純水器。洗車好きなら買って損なしのアイテムと思いますね!
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