色々なパーツを塗装して最後に2液性のウレタンクリアで仕上げる!なんてことはDIYでは良くある話。
過去記事をご覧の通り、DIY塗装はある程度の経験は積んでおり多少慣れているとはいえ、缶スプレーは粒子が粗いこともあり「柚子肌」になりがちなんですよね。
なので、見た目を気にするなら「磨き前提」で塗装した方が良いかと思います。
研磨といえば、そう。コンパウンド! なんですが、今回は研磨剤でもちょっと違うもので研磨してみようかと。今までも何度かやってみて気に入っている方法なのでご紹介。
ウレタンクリアの磨き準備
まずはこちらをご覧ください ↓

塗装後、ウレタンクリアを4~5回塗った塗装面。
メーカの見解としては「磨き不要」なんて言ってますが、普通のクリアと比べると艶はあるものの柚子肌なのは否めませんね。
もちろん最終的に「垂れる寸前」を攻めてトゥルトゥルに仕上げるのが理想だけど・・8割垂らすので攻めきれず (^_^;)
塗装前までの詳細はこちら↓

柚子肌は塗装面がボコボコしてるだけなので、まずは耐水ペーパーでそのボコボコを削っていく。

1500番 → 2000番 を丁寧に。
画像はまだ黒い部分がポツポツ残ってるけど、できるだけ鏡面に近付けたいなら表面が完全に白くなるまで削る必要があるので、ウレタンクリアの塗膜は結構厚めにしておく方が心に余裕ができるかな。

こちらはハセプロさんのリアゲートスポイラー。
詳しくはこちらの記事 ↓
純正の塗装面も鏡面ではないので、純正に寄せるつもりでこのくらいで下地の研磨は完了。
ウレタンクリアの磨きはピカールで決まり!!(自己責任で)
そうそう、先に言っておきます。
今回ご紹介するのは、あくまでも個人的に気に入ってやっている方法なので、やるなら自己責任で お願いします。こういうご時世なんでご理解ください・・・。
ボディー用のコンパウンドで研磨
まずは素直にボディー用のコンパウンドで。


細かい箇所が得意な75mmのポリッシャー。表面の届く範囲だけでも楽したいので・・
ポリッシャーが入らない部分は全て手磨きは覚悟していたけど・・・しんどい (-_-;)
約1時間の格闘した結果がコレ↓


どうです?
これでも必死に磨いたんです・・ 腕パンパン(泣)
それくらいウレタンクリア層ってのが硬いんです。すんごく。。経験したら分かる「ホントに嫌になる」やつ・・
そこで金属磨きの「ピカールネオ」登場!!

ということで、今回の主役。金属磨きのピカール登場。


ノーマルピカールも良いんだけど如何せん灯油クセ~
それに比べて(というか、対策品?)このピカールネオは結構臭いは抑えられてるからおすすめ。
研磨としてはどちらも4000番くらいらしい。

一応、プラスチック類にも適用されてるみたい。とはいえ、塗装面はNGの記載もあるので試すならやはり自己責任でお願いします。

さっきのポリッシャー&コンパウンドで磨いた面を使って検証。
左面だけピカールネオで手磨きしてみます。

約10~20秒くらい磨いただけでこの違い!

もちろん4000番くらい粗さなので細かい線傷は残ります。ってか、そんなことではなくて凄いのは「圧倒的な研磨力」による「圧倒的な省エネ作業」なのです。
ボディー用のコンパウンドと研磨剤がどのように違うのかは分からないけど、金属用の研磨剤なのでそりゃー違うでしょってことかぁ?
ちなみに車のメンテナンスにピカールを使ったのは結構前から。
その中でも結構閲覧してもらってるのがコレ ↓

約10分くらい全体をピカールネオで研磨。 いや、ホントに早い。楽ですわ。

研磨ってのは「どこで止めるか」ってのもすごく大事。はっきり言って当人の感覚次第なので、キリがないですよ。
ピカールネオで磨いて「あ~もうこれでOK!」って思う方もいれば、「いやいや、超鏡面まで仕上げるんだぁ」って方もいる。 正直、個人的にはこれで十分だったし何ならしばらくこのままで乗ってたくらいなのでww
最後に「ピカール エクストラ メタル ポリッシュ」で仕上げ!
「ピカールネオ」だけじゃ~ちょっと~ って方にはコレ。

ピカール エクストラメタルポリッシュ!
一応、記事ネタとしてここまでやっておこうかなと。

はい、これも金属磨きです!
番手としては8000番くらいとのことなので、ピカールネオ→エクストラメタルポリッシュの順で磨けば、よほどの研磨バ◯でなければ納得できる気がします。
しつこいですが、これも金属用なので自己責任でお願いしますね。

↑どうです?
ピカールネオで研磨したあと、左側だけピカール エクストラ メタル ポリッシュで軽く磨いただけ。
「いや、もうちょい~」って方は最後に鏡面仕上げ用のコンパウンドで仕上げるなどでも良いかもですね。
画像で伝えるのが難しいので気になる方は試してみては?
ウレタンクリアの磨きは「ピカール」で!


ってことで、ウレタンクリアを研磨するなら個人的見解ではありますが、ボディー用のコンパウンドで磨くよりもピカールが良くない?ってお話でした。
メーカも推奨しないでしょうし、反対する方も当然おられると思います。
ただ、自分のように研磨に時間掛けたくない、サクッと磨きたいみたいな方には案外刺さるかもしれないと思い記事にしてみました。
もちろん自己責任なのでおすすめできないのが難しいところですが、気になる方は目立たない箇所で試してみたりしてみては如何でしょうか?









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